戻る
■茨城県衆院選選挙区結果と構図
1区 2区 3区 4区 5区 6区 7区

~概況~
まず指摘しておきたいのが選挙区の歪(いびつ)さである。水戸から筑西へ細長く伸びる1区など。


次に保守地盤。余りに硬くて保守同士の政争も盛ん。


■ 茨城1区    

■14年総選挙
当落
得票
候補者名



その後


田所 嘉徳 60
自民=公明 前1 [比] (元)県議


福島 伸享 44 民主=国民 元1
[比] (元)経産省職員


大内久美子
65
共産


県議

前回12年の得票は非自非共票計は12.5万程あるので頑張れば行けそうな気も。。ただ筑西でも頑張って県都で大量得票しないと勝機はない。。

■12年総選挙
赤城が強かったがそんなこんなで消える一方,福島がこつこつ頑張ってた選挙区だが流石に政権批判と非自民票の分散で大敗した。
当落
得票
候補者名



その後
当選 103,463(45.3%) 田所 嘉徳 58 自民=公明 新1 [比] (元)県議

66,076(29.0%) 福島 伸享 42 民主=国民 [比] (元)経産省職員


29,611(13.0%) 海老沢 由紀 38 維新=みんな [比] (元)スノボ選手

15,971(7.0%)
武藤 優子 48 未来=大地 [比] 社団法人理事

13,065(5.7%) 田谷 武夫 61 共産
党県委員長

■09年(第45回)総選挙    投票率:66.70%
当落 得票 数(率) 候補者名 党派 現新 得  票 内 訳 ※ 重複 経 歴・肩書き
・その他
水戸(1区) 下妻(1区) 筑西(下館) 桜 川 その他
151,165(57.1%) 福島 伸享 39 民主= 国新 新① 76,745 9,038 32,551 14,897 17,934 (元)経産省職員
  92,528(35.0%) 赤城 徳彦 50 自民(高) =公明 前(6) 39,931 7,630 22,634 11,090 11,243 (元)農相
  15,776(6.0%) 田谷 武夫 58 共産 8,011 1,007 4,695 973 1,090 党県委員長
  5,267(2.0%) 金沢 光司 34 幸福 2,937 385 1,003 450 492
幸福実現党員
※:水戸(1区)…旧水戸市, 下妻(1区)…旧下妻市, 筑西(下館)…旧下館市他, 桜川…桜川市, その他…旧御前・城里・旧笠間

 福島氏は政策通として期待を集めていたが保守地盤の中苦戦。今回も内規では公認が降りないケースであったが,民主党が期待していた水戸市内の会社社長に 断られた 事もあり,此迄の運動も評価されて福島氏の3度目の挑戦が決定した。

 そんななか若 い改革派風の見かけで選挙でも圧勝を続け,政治家は一本の蝋燭たれとかホムペに偉そうに書いてた相手候補の赤城であるが,後援会の事務所の偽装疑惑や絆創 膏などボン ボンの無能政治家であることが農相就任とともに次々と露見。07参院選自民大敗の一つの立役者ともなった訳であるが,それから2年。その部分に関しては大 分ほとぼりの冷めてからの選挙となるも,公明の推薦もなかなか貰えないなど体勢構築に苦慮。赤城は最後は身内の農協を動かして比例で公明推薦を出して迄協 力を約束,選挙戦開始後やっと公明党からの推薦を得たが苦戦の流れをひっくり返す迄には至らず,結果は福島氏と赤城氏の前回の得票がほぼ逆転する形に。ゴ タゴタへの批判と民主への追い風で全管内自治体で赤城氏を上回った福島氏が6万票差の圧勝で茨城 1区に大きな風穴をあけた。
  特に水戸市内で3万7千票近くのほぼダブルスコアで県都の無党派の大顰蹙が効いた。本来の地盤,選挙区西部の農村地帯の一角である 筑西市でも前回は2万票弱差のダブルスコア以上の差を付けた金城湯池だったが,福島支持の動きが拡がり一万票近くの差を付けた。

■05年(第44回)総選挙    投票率:62.43%
当落 得票 数(率) 候補者名 党派 現新 得  票 内 訳 ※ 重複 経 歴・肩書き
・その他
水戸(1区) 下妻(1区) 筑西(下館) 桜 川 その他
144,499(58.27%) 赤城 徳彦 46 自民(高)=公明 前⑥ 63,086 11,586 36,112 16,528 17,187 (元)防衛副長官

86,999(35.08%) 福島 伸享 35 民主 47,653 4,370 16,294 7,842 10,840 (元)内閣官房職員

16,476(6.64%) 田谷 武夫 54 共産 7,762 1,022 5,065 1,218 1,409 党県副委員長
※:水戸(1区)…旧水戸市, 下妻(1区)…旧下妻市, 筑西(下館)…旧下館市他, 桜川…桜川市, その他…旧御前・城里・旧笠間

小泉旋風下且つ絆創膏前の結果。無党派層の多い水戸でもしっかりと福島氏を圧倒した上で地盤の下妻・筑西・桜川(当時は合併前で桜川等は未だなかったけ ど)の各地域ではダブルスコア以上の圧勝。


■03年総選挙   投票率:55.28%
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
128,349(58.7%) 赤城 徳彦 44 自民(高) =公明・保新 前⑤ (元)防衛庁副長官

77,420(35.4%) 福島 伸享 33 民主= 社民 (元)経産省職員

12,845(5.9%) 小島  修 41 共産
党県書記長
前回に引き続き1区に擁立予定の社民が候補者を4区に移し1区と4区で民主と社民が候補を推薦し合うバーター。
民主も中央官庁から優秀なキャリアを引っ張ってきただけに支援体制を組んだが,赤城の厚い壁を突き崩すには至らなかった。
・やはり中央官庁出の赤城の減票は-4k
・民主票の上積みは+22k
・前回の社民票は18k
・共産の減票分は-5k。
若い女性ではあったが急遽擁立の佐藤女史よりも各層へ滲透した様子は窺われるが…。

■00年(第42回)総選挙
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
132,229 赤城 徳彦 41 自民 現④ 58.97 党副幹事長・(元)総務政務次官

55,138 佐藤 由実 31 民主 23.72 (元)広告代理店コピーライター

18,573 高沢 勝一 57 社民
8.28 党県副代表・(元)JR社員

17,246 田谷 武夫 48 共産
7.69
党県委員・(元)下館市議

2,968 郡司 孝夫 54 自連
1.32
党組織局長・党県代表
筑西と水戸に跨る茨城1区はやや変則的な東西に細長い選挙区だが自民・赤城氏は筑 西地区では祖父の赤城宗徳・元防衛庁長官の地盤を継ぎ,県都水戸では若さもあり自民でも浮動票が見込める候補者で民主の擁立した公募の女性候補・佐藤女史を粉砕。社民との分裂もマイナ スであったが,赤城氏が得票率6割弱と圧勝した。


■96年(第41回)総選挙
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
114,796 赤城 徳彦 37 自民
前③ 総務政務次官・(元)農水省職員

63,069 塚田 延充 58 新進 前(3)
党県会長・(元)民社党県会長

24,730 時崎 雄司 56 民主 元(1) 党茨城副代表・(元)社民党県役員

15,185 関戸 秀子  50 共産

党中央委員・(元)町職員



◆ 茨城2区    

■09年総選挙   投票率:66.13%=県内最低
当落 得票 数(率) 候補 者名 党派 現新 得 票 内 訳 重複 経歴・肩書き・その他
鹿島
(内鉾田)
行方 東茨城
西茨城
(現笠間)
114,455(49.1%) 石津 政雄 62 民主= 国新 新① 55,169
(14,978)
18,030 26,798 14,458 元大洋村村長・
09参茨城無所属出馬落選
比当 111,674(47.9%) 額賀 福志郎 65 自民(津) =公明 前⑨ 48,313
(12,565)
20,773 30,164 12,424 (元)財務相

7,125(3.1%) 中村 幸樹 45 幸福 3,080 831 2,246 968
党員
※ 鹿島地域…鹿嶋市・神栖市・鉾田市,行方地域…潮来市・行方市,東茨城地域…水戸市旧内原町・東茨城郡茨城町及び大洗町・ 小美玉市旧小川町及び美野里町,西茨城…笠間市の内旧友部町及び岩間町

過去3回は60%半ば以上の圧倒的な得票率をたたき出して盤石の体制ながら,派閥の「万年総裁候補候補」(つまり総裁候補にすらなれないていたらく) で,全く一皮剥けないまま地元に利益誘導ばかりして(ex.茨城空港がらみの道路工事で細切れにして地元土建屋 を潤す発注して国庫に損害与えたり)たが,それも石津氏の立候補と民主の追い風で,終わってみれば砂上の楼閣であった様だ。
石津氏は出馬に際して諾否がぶれたり07参院選での敗北など,首長としての実績の反面不安もあったが民主の風に乗って大金星であった。

 地域別に見ると,前回05年では西茨城地域以外ではダブルスコアで勝ってきた額賀氏であるのでその地殻変動の大きさを物語る。
 そして 今回は鹿島地域での7千票差の貯金で逃げ切っているとも云えるが,石津氏が村長をつとめた旧大洋村を含む鉾田市全域でも2千票程しか差がついていないので 旧大洋村の地縁票ではなく 鹿島の工業地帯周辺の票が原動力と云えようか。前回比1万5千票減らした額賀氏に対して,民主候補は2万6千票増やしている。ほぼ1万5千票が投票数増 で,それが石津氏に雪崩れ込んだ印象。前回05年の投票率が62.43%で前々回03年が55.28%と額賀氏に勝ち目を感じられない有権者が醒めていた のが今回66.13%に迄上がった効果も出ているようだ。
 水戸近郊から南西部の農村地帯にかけて拡がる旧西茨城・東茨城両郡は現笠間市となった西茨城でほぼ2千票差 で石津氏だが東茨城郡では3千4百票差で額賀氏となっている。
  市町村が細切れになって選挙区改定が必至であろうが,この選挙区で次ぎもあるなら,前回05年から続く西茨城地域の民主への支持を固め,鹿島工業地域の票 を固めて農村部へ切り込む必要があろう。額賀氏は津島氏の引退で派閥を継承,額賀派領袖となったが一回ぐらいは総裁選に出られるのかが先ずは第一関門!?


■05年総選挙   投票率:62.43%
当落 得票 数(率) 候補 者名 党派 現新 得  票 内 訳 重複 経歴・肩書き・その他
鹿島
(内鉾田)
行方 東茨城
西茨城
(現笠間)
138,728(64.75%) 額賀 福志郎 61 自民(橋) =公明 前⑧ 63,161
(17,268)
25,523 35,491 14,553 党安保調査会長

65,268(30.46%) 小林 誠 27 民主 29,366
(6,530)
8,684 17,243 9,975 (元)特許事務所員
→06年県議選出馬惨敗。。

10,259(4.79%) 高原 努 55 共産 4,662
(1,091)
1,275 2,893 1,429
党東部地区委長
※ 鹿島地域…鹿嶋市・神栖市・現鉾田市(当時は鹿島郡旭村・鉾田町・大洋村),行方地域…潮来市・行方市,東茨城地域…水戸市旧内原町・東茨城郡茨城町 及び大洗町・ 小美玉市旧小川町及び美野里町,西茨城…笠間市の内旧友部町及び岩間町

旧新進時代から頑張ってきた常井氏が5万5千票前後から得票を全く動かすことが出来ず3連敗で遂に断念。若い小林氏を送り込んだ民主だが投票率の上昇も あって

■03年総選挙   投票率:55.28%
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
127,364 額賀 福志郎 59 自民(橋) =公明・保新 前⑦ 66.5% 党政調会長

55,444 常井 美治 48 民主 29.0% 建設会社長

8,631 高原  努 53 共産 4.5%
党地区委員長


■00年
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
135,296 額賀 福志郎 56 自民=公明 前⑥ 67.19 官房副長官・(元)防衛庁長官

54,698 常井 美治 44 民主 27.16 建設資材会社長・(元)JC副会頭

11,354 横倉 達士 61 共産
5.63
党県委員


■96年
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
109,139 額賀 福志郎 52 自民 前⑤ 党国対副委員長・(元)県議

54,138 常井 美治 41 新進
建材会社長・空手道場館長

13,039 横倉 達士 57 共産
党准県委員・党地区役員



◆ 茨城3区     

■09年(第45回)総選挙    投票率:68.45%
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
146,983(57.1%) 小泉 俊明
民主= 国新 元③ [比] (元)党副幹事長

103,228(40.1%)  葉梨 康弘
自民=公明 [比] 党国対副委員長

7,026(2.7%) 宮本 春樹
幸福
幸福実現党員
児童ポルノ法審議で滅茶苦茶な答弁を繰り返した元警察官僚の葉梨。
手堅い政策通の印象は完全に失墜したけど,落選の主因は茨城都民が一番多い選挙区事情か。
TXの開通で常磐線も便利になり宅地化も進展中。幸福が7千票もとってるけど葉梨への保守側からの批判もあったのか?(2区・6区とこの3区で割かし得票している様だが。。)

 ■05年総選挙    投票率:65.77%
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
113,977(46.82%) 葉梨 康弘 45 自民(堀) =公明 前② 党青年局次長

82,841(34.03%) 小泉 俊明 48 民主 前(2) 党副幹事長

29,416(12.08%) 中山 一生(かずお) 42 無所属 (自)
観光協会副会長→06県議選出馬当選

11,859(4.87%) 上野 高志 40 共産
党南部副委員長

5,344(2.20%) 猿田 玲 27 社民 党県市民局長・性同一性障碍者
前回,中山jr氏は選挙区を葉梨jrに譲って比例区に廻った心算が,新人の為,比例下位におかれて落選した。
そのため05年は中山は無所属で造反出馬し,落選後県議へ転出していった。

■03年総選挙     投票率:57.64%
当落  得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
102,315(48.9%) 葉梨 康弘 44 自民(堀) =公明・保新・中山(比例下位) 新① (元)衆院議員秘書・●葉梨信行の女婿(世襲)
比当 92,306(44.1%) 小泉 俊明 46 民主 前② 党広宣副委員長

14,546(7.0%) 上野 高志 39 共産
党地区副委員長
中山。・葉梨と相次いで世代交代となったが選挙区は葉梨で比例区は中山となったが新人の中山は党によって下位に置かれる事となった。

■00年
当落 得票 候補名 党派 現新 得票率 重複 略歴
97,972 葉梨 信行 71 自 民=公明・中山(C) 前⑫ 47.83 (元)自治相
比当 79,230 小泉 俊明 43 民 主   新① 38.68 情報誌会社役員・(元)取手市議
  20,755 上野 高志 35 共 産   10.13   党県准委員
  6,867 宮崎 久常 52 無所属 3.35   社会保険労務士・(元)証券会社員
(年齢は2000年6月25日現在)

■96年
当落 得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
89,822 中山 利生 71 自民=葉梨 (C) (元)防衛庁長官・党副幹事長

59,080 永岡 洋治 45 新進
(元)農水省牛乳乳製品課長→00年は 7区無所属出馬

26,815 上野 高志 32 共産
党地区常任委員・(元)保育園勤務

4,090 阿部 昭 32 自連 菓子製造販売業



◆茨城4区     

■09年総選挙    投票率:69.16%
当落  得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
104,236(50.7%) 梶山 弘志 53 自民=公明 前④ [比] 党副幹事長=常陸太田
比当 97,256(47.3%)  高野 守 50 民主= 国新 新① [比] (元)衆院議員秘書=ひたちなか

3,968(1.9%) 中村 伸丈 42 幸福
幸福実現党員


■05年総選挙    投票率:65.77%
当落  得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
122,200(63.20%) 梶山 弘志 49 自民=公明 前③ 党経産部長代理

59,941(31.00%)  高野 守 46 民主   神主

11,212(5.80%)  川崎 篤子 52 共産
党北部地区委員


■03年総選挙    投票率:55.24%
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
119,047 梶山 弘志 48 自民=公 明・保新
前② [比] 党遊説局次長

28,660 大嶋 修一 57 社民=民主 [比] 党県幹事長

13,015 川崎 篤子 50 共産
党地区委員


■00年総選挙
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
139,817 梶山 弘志 44 自民=公明 新① 83.35 商事会社社長・(元)動燃職員

27,927 大和田 喜市 73 共産 16.64
党地区委員・(元)ひたちなか市議


■96年
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
112,977 梶山 静六 70 自民
前⑨ 官房長官・(元)党幹事長

38,028 斎藤 全一郎 41 新進
党県副幹事長

14,325 根本 道直 62 共産

党地区委員長・(元)勝田市議



◆ 茨城5区      

■09年(第45回)総選挙    投票率:67.39%
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
91,855(61.3%) 大畠 章宏 61 民主= 国新 前⑦ 党金融担当

54,541(36.4%) 岡部 英明 50 自民(町)=公明 前(1) NPO法人監事

3,513(2.3%) 野口 航太 33 幸福
幸福実現党員

■05年総選挙    投票率:66.57%
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
74,753(49.39%) 大畠 章宏 57 民主 前⑥ 党組織委員長
比当 70,098(46.31%) 岡部 英明 46 自民(森)   新① NPO法人監事

6,511(4.30%) 藤田 邦良 54 共産
党北部副委員長

■03年総選挙    投票率:61.86%
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
74,407 大畠 章宏 56 民主 前⑤ 52.7 党内閣府担当相

59,090 岡部 英明 44 自民(森)=保新 41.9 (元)建設会社役員

7,667 大内 智子 26 共産 5.4
党地区委員


■00年総選挙
当落 得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
65,995 大 畠 章宏 52 民 主 前④ 45.72
党 県代表・電機連合顧問
  62,375 岡 部 英男 71 自 民=公明 前(1) 43.21 党 県幹事長・(元)県議長
  8,177 武 藤 博光 38 自 由 5.66 党 県常任幹事・保険会社役員・(元)町議(那珂町・3期)
  7,773 大 曽根勝正 57 共 産   5.38   元 日立市議
武藤氏はこの後→98参院選(茨城)自由党公認出馬落選→06県議選(那珂郡)無 所属出馬落選→07参院選(茨城)共生新党公認 出馬落選→09県議補選(那珂郡)無所属出馬落選と華麗なる落選遍歴を辿ることになる。。

■96年総選挙
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
69,369 塚原 俊平 49 自民
前⑧ 通産相・(元)労相
比当 53,497 大畠 章宏 49 民主 前③ 党県代表・(元)社民党県役員

9,698 藤田 邦良 45 共産

党県委員・(元)電子機器社員

2,007 高木 豊 54 無所属

学習塾経営・政治研究会代表
      



◆茨城6区      

県南の中心都市土浦と研究学園都市つくばを中心とした選挙区。
TXの開通を機に,常磐線も便利になって東京の通勤圏化・都市化も進むが,丹羽が強く民主も県議選で共産に遅れを取る等力強さに欠ける・・。

■14年総選挙
すっかり影が薄くなった印象の丹羽だ(09の落選が大きくて俺が筑波去ったからだけではなさそう)けど今回も出るのか。
前回の非共非自票合計は13.3万票程と丹羽の9.1万票を上回る。今回は青山と大泉に別れるが自民回帰票も多いだろうから影が薄くなっても丹羽の勝利かなぁ。。丹羽10万,青山8万,大泉2.5万,共産1.5万程度?
元厚生族で政策通の丹羽だけど医療費抑制策に反撥・後期高齢者制度に反対した医師会が反丹羽で今回も大泉についている様だ。
当落
得票
候補者名

党派






丹羽 雄哉 70
自民=公明 前11 [比] (元)厚相


青山 大人(やまと)
35
民主


県議・(元)代議士秘書(丹羽雄哉)



井上 圭一
52
共産


葬祭会社代表・元自衛官











──
大泉 博子 64
無所属
元1

(元)厚生省課長=医師会  →出馬断念 )
結局大泉女史は出馬断念。理由のひとつに民主党の候補者擁立で当選が難しくなった事を挙げていた。古巣の支援若しくは人材難で擁立断念を期待(予想)していたか?
丹羽氏がまた10万票以上取る選挙区になっちゃうのかねぇ。。若い青山氏には期待したい。

■12年総選挙
当落
得票
候補者名

党派
現新

経歴
その後
当選 91,121(38.2%)
丹羽 雄哉 68 自民=公明 元11 [比] (元)厚相

45,377(19.0%) 狩野 岳也 48
無所属
(元)県議[自民]

39,161(16.4%) 大泉 博子 62 民主=国民 [比] (元)山口県副知事

36,617(15.3%) 深沢 裕(ひろし)
41 維新=みんな [比] 原子力機構職員

13,680(5.7%) 青木 道子 62 共産
党県委員


12,644(5.3%) 栗山 栄 54 未来=大地 [比] 行政書士

■09年総選挙    投票率:66.65%
当落  得票数(率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
147,865(54.3%) 大泉 博子 59 民主= 国新・医師会重点支援 新① (元)厚生官僚・山口県副知事・07参民主公認山口出馬落 選・守谷在住

114,204(42.0%) 丹羽 雄哉 65 自民=公明 (元)党総務会長・厚生族のドン

10,082(3.7%) 鈴木 俊博 35 幸福
幸福実現党員
後期高齢者制度に反撥する茨城医師会の原中が全面的に応援を買って出て壮絶な厚労対決。
丹羽は「くらし最優先」とか云う,民主党の国民の生活が第 一と云うスローガンをパクッたかのようなキャッチフレーズを掲げた事前運動ポスターを何枚も張り替えて,後期高齢者は死んでくれといわんばかりの保険制度 (個人的にはあれに類する制度は必要だと思っては居るが。。)を作る一方で自分は利権漁りでカネ貯めまくって豊富な資金力あるのを図らずも露呈してたし, 家のポストには秘書の名刺がビラとともに投げ込まれてたり,強烈な地盤を誇示してたので,大泉女史,期待の新人ではありますが,おばちゃんだし,つくばは 民主の基盤が弱いしで,大部ポスターが増えたとはいえ届くかなぁと思ってたけど,輿論調査でも優勢との報道でおおっ,と思っていると見事に撃破。
丹羽は医師の後援会長が辞めたりしてがたがたした面は否めないが,医師会の離叛に対しては歯科医師会の会長(女性)との2連ポスターはったりして対抗する も,選挙戦中には党公認の民主党中傷パンフも配ったりとなり構わない見苦しさも見せつけた。

■05年総選挙     投票率:62.75%
当落  得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
141,212(56.61%) 丹羽 雄哉 61 自民(堀) =公明 前⑩ (元)厚相

76,798(30.79%) 川口 良治 40 民主 (元)NHK職員

16,769(6.72%) 桜井 よう子 63 無所属
(元)県議

14,680(5.88%) 塚本 武志 61 共産
(元)つくば市議


■03年総選挙     投票率:56.75%
当落  得票数 候補者名 党派 現新 得票率 重複 経歴・肩書き・その他
130,525 丹羽 雄哉 59 自民=公 明・保新 58.6% (元)厚相

74,915 二見 伸明 68 民主 33.6% (元)運輸相・五十嵐氏は民由候補者調整で7区へ国替え

17,471 佐藤 正剛 45 共産
7.8%
党地区常任委員


■00年総選挙
当落 得票 候補名 党派 現新 得票率 重複 略歴
125,581 丹羽 雄哉 56 自 民=公明 前⑧ 56.54 比  厚生相
  51,292 五十嵐 弘子 56 民 主   23.09 比  前つくば市議
  26,091 二見 伸明 65 自 由 前(8) 11.74 比  (元)衆院建設委員長・運輸相
  19,110 小松 豊正 52 共 産   8.60   党県常任委員
加藤の乱では加藤に政策の取り纏め責任者に指名されるなど政策通として期待されながら加藤に与することを拒否。
古賀派の重鎮として領袖に近い地位を占める事となった。

■96年総選挙
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
110,495 丹羽 雄哉 52 自民

党総務副会長・(元)厚相

39,372 小林 邦男 48 新進

(元)水戸芸術館副参事

20,035 小松 豊正 48 共産

党県常任委員

15,410 中原 恵人 26 さき
筑波大生・党茨城常任幹事

7,369 柳沢 雅美 41 新社会
党県副委員長・市民運動家

1,516 叶屋 博基 30 自連

貿易会社長

~あの 人は今~
小林 邦男 プロフィール
1948 年生まれ。青年座を経て、75年フラメンコに魅せられてスペイン渡西。以後20年間に渡りスペイン在住。マリア・ローサ国立舞踊団など、フラメンコ・カン パニーのソリストとして活躍後、85年、Tauros Japan Filmsを設立。スペインの舞台、TV、映画に多数出演。また、大相撲マドリッド場所、バルセロナオリンピック、セビリア万博関連事業、Japan Weekなどのオルガナイザー、プロデュースを手掛ける。
94年に帰国後「水戸芸術館」副参事に就任。その後フリーとなり、茨城県国際交流協会スペイン語講師を務める傍ら、俳優として活躍中。

中原恵人&Ryu -NOS’
筑波大学政治学科在学中から学習塾、ライブハウス、ギャラリー経営、農業活動を行い、1996年には武村正義大蔵大臣の下「新党さきがけ」公認候補として衆議院選挙に全国最年少で立候補するなど様々な活動を展開するも、そばにはいつも音楽と詩と子供たちが。

現在もNPO法人 『Future School *燦*』理事長として、またチーム「Ryu-NOS’~りゅうのす~」のリーダーとして、「不登校・ひきこもり」などの問題を抱える子供たちと日々共に過 ごしながら、精力的に音楽・執筆・講演活動を行っている。 With Kids 詩人(子供たちと共に生き、詩を紡ぐ人の意)。



◆茨城7区    

妖怪みたいな県議会の大ボスブヘーが率いる茨城県自民ですが,彼のお膝元7区は政敵キシローの金城湯池。
刑務所に収監されても出てきて直ぐ当選。
→武平も県知事選での敗北を機に凋落して引退。13年の参院選では民主候補の支援に動くなど喜四郎は未だ未だ健在である。民主も喜四郎支援含み(というかそれを理由にほんとは多分体力低下で)で公認候補の擁立を回避

■14年総選挙
当落
得票
候補者名

党派
現新
重複
経歴
その後


中村 喜四郎 65 無所属=公明・(民主) 前12

(元)建設相

 
永岡 桂子 61
自民 前3
[比] 厚労副大臣



白畑 勇 62
共産


民商嘱託職員


■12年総選挙
当落
得票
候補者名

党派
現新
重複
経歴
その後
当選 81,157(42.7%) 中村 喜四郎 63 無所属=公明 前12

(元)建設相
比当 59,605(31.4%)
永岡 桂子 59 自民 前3
[比] (元)農水政務官

23,344(12.3%) 筒井 洋介 33 維新=みんな [比] 貿易会社役員

18,983(10.0%) 柳田 和己 62 民主=国民 [比] 党県副会長

7,034(3.7%)
白畑 勇(いさむ)
60 共産
(元)民商事務局長

■09年総選挙    投票率:69.37%=県内最高
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
78,999(37.0%) 中村 喜四郎 60 無所属 前⑪
(元)建設相
比当 67,331(31.5%) 柳田 和己 59 民主 新① 不動産会社社長・(元)銀行員
比当 64,180(30.1%) 永岡 桂子 55 自民(麻) 前② 主婦・(元)農水政務官

3,062(1.4%) 稲葉 修敏 60 幸福

幸福実現党員


■05年総選挙    投票率:68.27%
当落 得票数(得票率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
89,099(42.14%) 中村 喜四郎 56 無所属 元⑩
(元)建設相
比当 81,230(38.42%) 永岡 桂子 51 自民=公明 新① 主婦

33,266(15.73%) 五十嵐 弘子 61 民主 (元)つくば市議

7,854(3.71%) 稲葉 修敏 43 共産
党西部地区委長
郵政民営化の渦中で賛成票を投じた旦那の洋治氏が自殺して急遽立ったのが未亡人の桂子女史である。
帰ってきた喜四郎も何事もなかったように当選。ただ郵政解散の中,嘗てのような圧勝では無くなっている。

■03年総選挙     投票率:50.44%←すげえ低投票率。喜四郎支持者の一部が棄権したんやな。。
当落  得票数(率) 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
97,642(64.2%) 永岡 洋治 52 自民(亀) =公明・保守 前② [比] (元)農水省課長

44,543(29.3%) 五十嵐 弘子 59 民主 [比] (元)つくば市議←00年茨城6区出馬

9,952(6.5%) 田谷 武夫 52 共産
党県福祉委員長


□03年補選(衆議院茨城県第7区選出議員補欠選挙)
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
70,251 永岡 洋治
自民 新①


51,798 吉原 英一
無所属
→岩井市長へ

34,608 加藤 真砂子
自由
←01年参院選茨城選挙区出馬落選

6,890 稲葉 修敏
共産

00年の上位2人がこけて棚ぼたで議席が転がり込んできた様な永岡氏。

■00年総選挙
当落 得票 候補名 党派 現新 得票率 重複 略歴
88,095 中村喜四郎 51 無 所属 前⑨ 44.14   (元)建設相
  51,824 田中 勝也 47 無 所属 25.96   (元)県議(猿島郡)
  36,307 永岡 洋治 49 無 所属=自県  18.19   (元)農水省課長←96 年は3区新進公認出馬
  12,749 野村 五男 58 自 由   6.38 (元)参院議員(2期)
  10,579 稲葉 修敏 38 共 産   5.30   党県委員
(年齢は2000年6月25日現在)
小渕派のプリンス…の筈がゼネコン汚職で遂に実刑判決を受け控訴中。ポスト中村を狙って保守系候補が乱立する事態に。

かつて中村氏と経世会分裂の際に対立した小沢自由党党首は刺客・野村氏(98年参院選で落選)を擁立。
前回新進公認で次点の元県議・田中氏は無所属で出馬、自民票をうかがう。
自民党内でも前回3区で新進党から出た永岡氏が入党,喜四郎と対立する武平率いる自民県連は同氏推薦を決定,公認を党本部に上申するも,野中幹事長は竹下 派分裂の際,反小沢を貫き小渕陣営で奮闘した盟友中村氏に対し候補を立てないことによる心情支援の方針を採り,永岡氏は県連推薦で闘った。
因みに民主は擁立を断念。

結局,地元では圧倒的な知名度の中村氏が抜け出して当選,次点の田中氏は選挙後には秘書が買収で逮捕されるなど次ぎ狙いも難しくなった。自由党公認の野村 氏も惨敗に終わった。

■96年
当落  得票数 候補者名 党派 現新 重複 経歴・肩書き・その他
100,175 中村 喜四郎 47 無所属
(元)建設相・科技庁長官

72,208 田中 勝也 43 新進
党県幹事長・(元)県議

12,032 小島 修 34 共産

党県准委員

2,348 前川 紀昭 55 自連

不動産会社会長