自民党 県民会議(14) |
自民党 交友会(8) |
新風21
(6) |
日
本共産党(4) |
県民ネッ
トワーク・夢(4) |
その他(3) |
|
徳島市 (13) |
竹内 資浩C(副議長) 森本 尚樹C→■ |
福山 守C→■ | 庄野 昌彦B 冨浦 良治B 橋本 弘房B |
山田 豊B 古田 美知代A |
本
田 耕一@→□ 豊岡 和美@→■ |
長尾 哲見C <公明党県議団> 大西 章英B <公明党県議団> |
=県北部= |
||||||
鳴門市(3) |
川端 正義A |
吉田 忠志C |
榊 武夫D | |||
板野郡(5) | 木南 征美A藍住 森田 正博A板野 |
北島 勝也C北島 |
臼木 春夫A北島 |
扶川 敦@板野 |
||
阿波郡(1) |
須見 照彦A |
|||||
=県南部= |
||||||
阿南市(3) |
嘉見 博之A→■ 遠藤 一美D |
達田 良子@ |
||||
小松島市(2) |
宮城 覺B |
長池 武一郎B <徳島一新会>→■ |
||||
那賀第一(1) | 児島 勝D(議長) |
|||||
那賀第二(1) | 宮本 公博@→■ | |||||
海部郡(2) |
重清 佳之A→■ | 西沢 貴朗C |
||||
勝浦郡(1) | 岡本 富治B |
|||||
=県中西部= |
||||||
吉野川市(2)=欠1 | 吉田 益子@ |
|||||
名西郡(2) |
中谷 浩治G→■ |
佐藤 圭甫C |
||||
美馬郡(3) |
阿川 利量J 藤田 豊B |
木下 功@ |
||||
三好郡(3)=欠1 |
来代 正文C→■ |
黒
川 征一A |
自民党=16/21、共産党=4/5、勝手連=3/7、民主党=2/3 公明党=2/2 、 諸派(新社会)=0/1 無所属=15/17 15名の当選後の身の振り 自民交友会所属 7(内自民推薦が4) 自民県民会議所属 1(内自民推薦が1?) 新風21所属 4(内民主社民推薦が1) 県民ネットワーク夢 1 徳島一新会所属 1(内自由党推薦が1) |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
||
当 | 11889 | 本田 耕一 | 47 |
新@ |
勝手連 |
→県民ネットワーク夢→無所属 |
当 | 8124 | 福山 守 | 50 |
現C |
自民 |
→交友会→明政会 |
当 | 8118 | 柴田 嘉之 | 66 |
現E |
自民 |
→県民会議県議選での公選法違反容疑で逮捕,辞職 ←県民会議 |
当 | 8021 | 竹内 資浩 | 58 |
現C |
自民 |
→県民会議→新政会 |
当 | 7589 | 庄野 昌彦 | 45 |
現B |
民主 |
→新風21 |
当 | 7411 | 長尾 哲見 | 52 |
現C |
公明 |
|
当 | 7343 | 大西 章英 | 45 |
現B |
公明 |
|
当 | 6627 | 山田 豊 | 52 |
現B |
共産 |
|
当 |
6042 | 豊岡 和美 | 41 |
新@ |
勝手連 |
→県民ネットワーク夢→「改革・ 一新」県政会 |
当 | 5953 | 冨浦 良治 | 49 |
現B |
無所属 |
→新風21 |
当 | 5788 | 橋本 弘房 | 48 |
現B |
無所属 |
→新風21 |
当 |
5489 | 森本 尚樹 | 50 |
現C |
無所属 |
→県民会議→「改革・ 一新」県政会 |
当 |
5115 | 古田 美知代 | 54 |
現A |
共産 |
|
4835 | 高開 千代子 | 49 |
新 |
新社会 |
||
4332 | 吉坂 保紀 | 26 |
新 |
民主 |
名前 |
齢 |
現新 |
党派 |
所属 |
|
[当] | 吉田忠志 | 55 |
現C |
自民 |
→交友会 |
[当] | 榊 武夫 | 71 |
現D |
民主 |
→新風21 |
[当] | 川端正義 | 49 |
現A |
無所属=
自民 |
→県民会議→新政会 |
得票 |
候補者名 |
齢 |
現新 |
党派 |
所属 |
|
◇小松島(定数2) | ||||||
当 | 5,425 | 宮城 覚 | 70 |
元B |
無所属= 自民 | →県民会議→新政会 |
当 | 5,165 | 長池武一郎 | 62 |
現B |
無所属= 自由 | →徳島一新会→「改革・
一新」県政会 ←ガンバレ自由党 |
5,123 | 喜田 義明 | 59 |
現 |
自民 |
→05市長選出馬(落選) ←交友会 |
|
4,000 | 萬宮千鶴子 | 62 |
新 |
勝手連 | ||
◇勝浦(定数1) 無投票 | ||||||
[当] | 無投票 |
岡本 富治 | 54 |
現B |
無所属=自民 |
→県民会議→新政会 |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
その他 |
|
◇阿南(定数3) |
||||||
当 |
7,102 |
達田 良子 | 52 |
新@ |
共産 |
|
当 | 6,737 |
嘉見 博之 | 55 |
現A |
無所属 |
→県民会議→明政会 |
当 |
6,707 |
遠藤 一美 | 77 |
現D |
自民 |
→県民会議→新政会 新政会会長 |
5,445 |
谷 善雄 | 54 |
現 |
自民 |
←交友会 | |
◇那賀一(那賀川町、羽ノ浦町→阿南市と合 併) (定数1) 無投票 | ||||||
当 |
無投票 |
児島 勝 | 50 |
現D |
自民 |
→交友会 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
会派 |
|
[当] | 佐藤圭甫 | 62 |
現C |
自民 | →交友会 交友会会長 |
[当] | 中谷浩治 | 78 |
現G |
自民 | →県民会議→明政会 明政会会長 |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
会派 |
|
当 | 4,116 | 宮本 公博 | 57 |
新@ |
無所属 | →県民ネットワーク夢→「改革・ 一新」県政会 |
3,846 | 杉本 直樹 | 61 |
現 |
自民 |
←交友会 |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
会派 |
|
当 |
5,856 |
重清 佳之 | 42 |
現A |
無所属 |
→県民会議→明政会 ←無所属 |
当 | 5,676 | 西沢貴朗 | 52 |
現C |
自民 |
→交友会 |
4,500 | 西口 晃 | 56 |
新 |
勝手連=みど
り |
得票 |
候補者名 |
齢 |
現新 |
党派等 |
所属 |
|
当 | 8485 | 北島 勝也 | 60 |
現C |
自民 |
→交友会 |
当 | 8198 | 扶川 敦 | 46 |
新@ |
共産 | |
当 | 8016 | 木南 征美 | 58 |
現A |
無所属=自民 | →県民会議→新政会 |
当 | 7094 | 森田 正博 | 65 |
現A |
自民 | →県民会議→新政会 |
当 | 6854 | 臼木 春夫 | 55 |
現A |
無所属= 民主・社民 | →新風21 |
5355 | 久次米 圭一郎 | 68 |
現 |
無所属 |
←五月会 |
|
3426 | 石井 哲夫 | 48 |
新 |
勝手連=みど り |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
||
[当] | 須見 照彦 | 62 |
現A |
無所属= 自民 | →交友会 |
得票 |
候補者名 |
党派等 |
所属 |
|||
当 | 9,725 | 川真田 哲哉 | 55 |
現D |
自民 | →吉野川市長に転身 ←交友会 |
当 | 7,359 | 吉田 益子 | 43 |
新@ |
勝手連 | →県民ネットワーク・夢 このページの作成に辺り吉田女史のHPが大変参考になりました。感謝。 |
6,487 | 樫本 孝 | 56 |
現(3) |
自民 | ←県民会議 |
|
1,138 | 大草 善衛 | 68 |
新 |
共産 |
得票 |
候補者名 |
齢 |
現新 |
党派 |
所属 |
|
当 | 7729 | 阿川 利量 | 72 |
現J |
自民 | →県民会議→新政会=美馬第2 |
当 | 6909 | 藤田 豊 | 59 |
現B |
自民 | →県民会議→新政会=美馬第1 |
当 | 5529 | 木下 功 | 60 |
新@ |
無所属 | →交友会=美馬第1 |
5248 | 藤田 育美 | 54 |
新 |
無所属 | ||
5167 | 大西 仁 | 64 |
現 |
自民 |
←県民会議 |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
||
当 | 11,578 | 来代 正文 | 57 |
現C |
自民 |
→県民会議→「改革・
一新」県政会=三好第1 |
当 | 9,778 | 黒川 征一 | 55 |
現A |
無所属 |
→新風21=三好第1 |
当 | 8,038 | 元木 宏 | 67 |
現F |
自民 |
→公選法違反罪で起訴,辞職 ←県民会議 |
2,929 | 工藤 政幸 | 53 |
新 |
勝手連 |
得票 |
氏名 |
齢 |
現新 |
党派 |
経歴 |
その他 |
|
当 |
5,810 | 西尾 大生 | 66 | 新@ | 無所属 |
旧三好町長 |
会派:無所属 |
5,280 |
元木 章生 | 34 | 新 | 無所属 |
公選法違反で辞職した県議元木宏息 |
||
▽投票総数 11,249▽有効 11,090▽無効 159 |
三好第2選挙区の徳島県議補選(欠員一)は十六日、投開票され、新人で旧三好町長の西尾大生氏(66)=東みよし町昼間、無所属= が、元県職員の元木章 生氏(34)=同町加茂、無所属=を五百三十票の小差で破り、初当選した。任期は来年四月二十九日まで。投票率は86・83%で、前回県議選(二〇〇三 年)の旧三加茂、旧三好両町の平均投票率74・90%を約12ポイント上回った。
西尾氏は告示前に千人規模の決起大会を開くなど、早くから活発な組織戦を展開。町長二期の実績で地元・三好地区を固めつつ、三加茂 地区でも商工関係者ら を足掛かりに支持を広げた。東みよし町長に旧三加茂町長が就いた経緯から「旧両町融和のために県議は三好から」と訴えたのも功を奏し、有権者が二千八百人 余り多い旧三加茂町の相手地盤を切り崩した。
元木氏は県議を七期務めた父・宏氏の支援者や同級生を軸に、若さをアピールした活動を展開。選挙準備中に一時あった無投票ムード や、宏氏が前回県議選で 選挙違反に問われたことなどが影響して出足が鈍かった。終盤、危機感をばねに激しく追い上げたが、地元票を固めきれなかった。
西尾 大生氏(にしお・ひろお)池田高卒。1979年から旧三好町議4期、98年から2006年2月まで同町長2期。県レスリング協会長。県体育協会理 事。東みよし町昼間。当選1回。この選挙は、田中角栄首相と三木武夫副総理の自民党内の派閥抗争が徳島に飛び火した構図で、「三角代理戦争」と呼ばれ、全国的に注目を集めた。
三木副総理のおひざ元の徳島で「田中の懐刀」と言われた後藤田正晴さんが出馬、保守を二分する熾(し)烈(れつ)な争いとなった。後藤田 さんは自著で、「あの選挙は自分の人生の最大の汚点」と書いている。選挙に敗れたうえ、自陣営から多数の選挙違反者を出した苦い思いがこもっている。
後藤田さんは警察庁長官、田中内閣では官房副長官と要職を歴任し、その実力は誰もが認める存在。政界入りを決意し、選挙の一年前から“三木王国” で準備を進めていた。一方、現職で三木派の久次米さんも再選を目指していたため、党県連は公認問題で揺れた。
当初は、公認を県連総務会の推薦投票で決めるとされたが、開票結果が公表されないまま党本部の決定に委譲。結局、公認は後藤田さんに落ち 着いたが、公認から漏れた久次米さんは翌日、「党の決定に納得がいかない」と無所属での出馬を表明。選挙は、〈骨肉の争い〉の様相を呈した。
◇ ◇
公示前から後藤田、久次米両派は、系列の県議、市町村長を巻き込んだ激烈な事前運動を展開する。当時の知事、武市恭信さん(85)も、その渦に巻 き込まれた一人だった。
「今だから言えるんやけどな」。貞光町の自宅で武市さんは、こう切り出した。四年前に脳こうそくを患ったというが、当時の記憶は鮮明だった。
武市さんは、“三木王国の城代家老”と呼ばれたが、知事の立場から党本部の決定を重視。久次米さんへの肩入れを避け、後藤田さんとも距離を置き中 立を心がけた。しかし、両派は知事の争奪戦を繰り広げる。
公示前日の七四年六月十四日、江崎真澄・党幹事長代理と三木与吉郎・県連会長が知事公舎を訪れ、武市さんに詰め寄った。「君だって自民党 員だろう。公認の後藤田君を推してくれ」。選挙戦中盤の同二十二日には、東京の党本部に呼び出され、橋本登美三郎・党幹事長から「君には迷惑をかけとる」 と現金入りの茶封筒を渡されそうになった。
「恐らく三千万円は入っていたな。用件ははじめから分かっとった。受け取っていたら後藤田支援を迫られただろう」と武市さん。
その五日後、今度は三木副総理から呼び出された。「久次米君を勝たせたい。みんなが君が踏み切れば勝てるという。どうかね」と懇願された。武市さ んは「できません」と固辞した。
選挙中は、田中首相や閣僚が後藤田応援のため次々と徳島入り。久次米さんの公認漏れ以来、表だった動きを控えていた三木副総理も徳島に戻 る準備を進めていた。「時の総理と副総理が徳島で一騎打ちし、片方が一敗地にまみれるなんて天下に恥をさらすようなもの。党員としても、県民代表としても それは避けたかった」。武市さんは投開票四日前になって久次米支持を表明、離党届も出した。
選挙戦中盤までは「後藤田優勢」。三億円ともいわれる「カネ」が飛び交ったなどの黒いうわさが絶えなかった。結果は久次米さん十九万六 千二百十票、後藤田さん十五万三千三百八十八票。四万票もの差が開いた。「強引な選挙運動のひずみがでたんじゃないのかね。県民はだませんよ」。武市さん の言葉通り、選挙後、後藤田陣営から二百六十八人もの選挙違反者が出た。
◇ ◇
昨年九月の県知事選。この時も多くの「カネ」が飛び交ったとされ、捜査の手は現職知事に及んだ。円藤寿穂・前知事(59)は今月十五日、収賄罪で 有罪判決を受けたが、わいろは、選挙資金の必要にかられたものだった。
出直し選で自民党が支援した候補を破って初当選した大田知事は、「政治とカネ」の問題に正面から取り組み、汚職構造解明を目指す調査団の 設置を提案。多数を占める自民党系など野党が“否決”したが、大田知事は十一月県議会に再度、提案する構えで、野党の対応が県民の注目を集めている。 (南 省至)