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◇佐賀県議会議員選挙(２００３年４月１３日)と県議会会派

県議選全体の投票率は７０.３７％(前回の投票率は７０.４６％)。
定数は４１。党派別当選者数は以下の通り。

所属会派＼当選者党派
 自民党 民主党
 公明党
 社民党 共産党
 無所属 合計
 備考
自由民主党 ３０



４
 ３４
 無所属４名加入－辞職１名
県民ネッ トワーク
１
１
２<民推薦１>→３ ４→６
 ＋繰上１名
公明党

１


１
市民リベラルの会




１
 １
道の国クラブ




１→０ １→０
 県民ネットワークに合流か。
合計
１


８
 ４１
落選者党派
 ５

１
 ４
 ７
<内民推１，民社推１>



□各選挙区の開票結果

◆佐賀市

 得票
 候補者名 齢
 現新
 党派
 経歴
 会派
◇佐賀市(定数８)＜佐賀市, 佐賀郡 諸富町,大和町,富士町,神埼郡 三瀬村→佐賀市＞
更に佐賀市は川副町,東与賀町,久保田町とも将来的な合併を検討→06.11合併協定調印
当 10,054
 太田 記代子 67
 新①
 無所属＝ 民主
 佐賀地域産業保健センター相談医
吉野ケ里保存活動など市民活動家出身		 県民ﾈｯﾄﾜｰｸ
当 9,628 原口　義己 63
 元⑥
 自民
 会社役員
当 8,620 伊藤　豊 53
 現②
 公明 党県本部幹事長
 公明党
当 8,418 木原　奉文 49
 現③
 自民
 市私立幼稚園ＰＴＡ連合会長
当 7,619 吉田　欣也 66
 現⑤
 自民 行政書士
当 7,293 佐野　辰夫 38
 現②
 自民 党県第1選挙区青年局長
当
 7,234
 岩田　和親 29 現② 自民 会社役員、大前研一事務所秘書
当 6,890 木下　治紀 66
 現②
 民主 党県連幹事長、県競馬組合議員
 県民ﾈｯﾄﾜｰｸ

6,594 武藤　明美 55
 現
 共産 党県役員，県原発問題対策協議会事務局長，市議

5,981 徳光　清孝 45
 新
 社民 県地方自治問題研究所副理事長
◇佐賀郡(定数３)




当 12,348 篠塚　周城 53
 現⑤
 自民 団体顧問，県議会副議長＝川副町
当 9,351 留守　茂幸 55
 現④
 自民 農業，町議＝大和町
当 8,037 池田　義正 57
 現⑤
 自民
 党県連広報委員長，町議＝諸富町

7,620 山口　久弘 68
 元
 無所属＝ 民主・社民 佐賀建設労働組合相談役＝大和町

5,575 藤崎　輝樹 32
 新
 無所属 大和町消防団員，町議＝大和町
暫定合併後には佐賀市(定数９～10)佐賀郡(定数２～１)，将来的には(大)佐賀市(定数１２)か。社共は議席を確保できそうか？

◆唐津市・東松浦郡(定数７)
鎮西町・七山村以外の郡下は唐津と合併。鎮西町は原発があり単独。七山村は唐津へ合流へ。
氏名
 齢
 現新
 党派

◇唐津市(定数４)




当 9,584 下川　俊明 52
 新①
 自民
 市議、唐松広域消防本部職員
当 8,846 峰　達郎 42
 新①
 自民 薬剤師，市議
当 7,992 宮崎　泰茂 60
 現④
 無所属
 県日中友好協会理事長、県武術太極拳連盟会長，市議
 市民リベラルの会
当 7,872 増本　亨 43
 現②
 無所属＝ 民主・社民 九州龍谷短大講師 県民ﾈｯﾄﾜｰｸ

7,199 瀬戸　久司 54
 元
 自民 会社役員、社会福祉法人まつら会理事，県議
◇東松浦郡(定数３)

当 14,875 岸本英雄 49
 現③
 自民 玄海町商工会会長　＝玄海町
当 10,143 桃崎峰人　 53
 新①
 自民 松浦東部農協理事　＝浜玉町
当 9,490 楢崎　近 66
 現②
 自民 会社顧問，相知町助役，県職員　＝相知町

2,603 山口勝弘 47
 新
 共産 党県委員　＝北波多村
定数７ともなると共公も議席を得て
自自自公共県市ぐらいになるかな？共産はちょっと無理か？


◇鳥栖市(定数３)

得票
 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴
 会派
当 8,529
 牛島 博明 61
 現③
 社民
 党鳥栖代表、県議会県民ネット代表，市議，国鉄鳥栖機関区
 県民ネットワーク
当
 7,364
 指山 清範 37
 新①
 無所属＝ 自民
 鳥栖青年会議所副理事長，市議
当
 5,623
 緒方 勝一 65
 現②
 自民
 市都市計画審会長、市ゲートボール協会長，市議，市職員

5,205
 宮原　久 64
 現
 自民
 会社役員、アバンセ理事，市議会議長



◇多久市(定数１)

 得票
 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴など
当 7,909
 福島　光洋 46
 現②
 自民
 党県連青年局次長，市議

4,746
 諸田　稔 57
 新
 共産
 多久市議8期
◇小城郡(定数２)　無投票→小城市

 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴など
［当］ 伊東 猛彦 41
 現③
 自民
 党県連青年局長、県議会文教厚生委員長，国会議員秘書＝三日月町
［当］ 藤木　卓一郎 35
 現②
 自民
 党県連青年局組織部長、県議会産業副委員長，国会議員秘書＝三日月町
小城郡は合併して小城市へ。小城市は多久市からの合併の呼びかけを拒否


◇伊万里市(定数３)

 得票
 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴など
当 8,211
 竹内 和教 54
 現②
 自民
 党県連副幹事長、市議、造船会社員
当
 7,718
 中倉 政義 53
 現②
 自民
 党県参議院第２支部青年部長，市議
当
 6,489
 松尾 真介 44
 新①
 無所属
 伊農林高教育振興会長，市議→●自由民主党

5,567
 松尾 清美 52
 新
 無所属
 農業

4,781
 渡辺 忠篤 61
 新
 自民
 党市支部長代行、市監査員，市議、市議会副議長、農協職員

◇西松浦郡(定数１)

 得票
 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴など
当 7,150
 山口　隆敏 54
 現③
 自民
 会社役員，陶都有田青年会議所理事長＝有田町

6.927
 原田　寿雄 46
 新
 無所属
 会社役員，陶都有田青年会議所理事長＝有田町



◆武雄市(定数２→３？)・杵島郡(定数３→２？)

 得票
 候補者名
 齢
 現新
 党派等
 その他
 備考
◇武雄市(定数２)




当 ８３５０ 石丸　博 57
 現③
 自民 社会福祉法人天童会理事長，市議
当 ６０６６ 稲富正敏 55
 現②
 自民
 市商工会議所顧問、自営業

４２１９ 重松　彰 53
 新
 無所属＝ 民主 会社役員、市観光協会理事，市議
◇杵島郡(定数３)＜山内町,北方町→武雄 市， 白石町, 福富町, 有明町→白石町＞
当 ９５１４ 本山光二 73
 現⑨
 自民 党県連会長代行＝福富町
当 ７８７１ 石倉秀郷 53
 新①
 無所属 江北町体協理事＝江北町
 ●自由民主党
当 ７７２２ 稲富康平 57
 現②
 自民 党県連政調副会長、白石高育友会長，町議＝白石町

７３１８ 藤瀬正男 55
 現
 自民 大町町商工会副会長＝大町町

７０８５ 三苫紀美子 57
 新
 無所属 婦人会長、児童館経営，町議＝江北町


◇鹿島市(定数１)

 得票
 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴など
 会派
当
 11,649
 土井　敏行 49
 新①
 無所属
 地域活性化グループ・フォーラム鹿島前代表世話人 ●自由民主党

7,286
 峰松　節治 75
 現
 自民
 社会保険労務士、党市支部長
◇藤津郡(定数２)　無投票

 氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴
［当］ 宮崎 繁則 55
 現④
 自民
 党県連政調会長、県森林組合連合会長＝塩田町
［当］ 石井 秀夫 55
 現③
 自民
 団体役員、杵藤地区相撲連盟会長，国会議員秘書＝嬉野町
塩田町と嬉野町が合併して嬉野市に。藤津郡に唯一取り残される形となる太良町は鹿島市との合併協議が破談。


◇神埼郡(定数２)






当 11,270
 水田　唯市 69
 現⑤
 自民
 会社役員、党県議会議員団会長 →佐賀商工共済協同組合問題で、2004年９月詐欺容疑で逮捕
当
 9,573
 富崎　三郎 53
 現③
 自民
 佐賀東部土地改良区理事，町議

7,442
 石井　久起 51
 新
 無所属
 自民党県連遊説部副部長、
石油販売会社社長，町議4期		 ←ダム反対候補
吉野ヶ里町： 神埼郡 三田川町,東脊振村
神埼市： 神埼郡 神埼町,千代田町,脊振村
佐賀市←神埼郡三瀬村

◇三養基郡(定数３)＜三養基郡 中原町, 北茂安町, 三根町→三養基郡みやき町＞
氏名
 齢
 現新
 党派
 経歴
 会派など
当 ８００８ 堀田　一治 66
 現④
 自民 農業、県議会副議長＝基山町
当 ６８４９ 古賀　通 57
 新①
 無所属 自動車学校職員、町遺族会副会長，
町議会議長＝三根町		 →公選法違反（買収）容疑で逮捕，辞職
当 ６０７８ 石丸　元章 38
 新①
 自民 食肉販売会社役員＝中原町

６００４ 末安　善徳 61
 新①
 無所属＝ 民主 知的障害者通勤寮長＝中原町 →繰り上げ　→県民ﾈｯﾄﾜｰｸ

３１５９ 西村　淳子 66
 新
 無所属
 県商工会女性部連合会長，町議＝上峰町
同区は今回、定数が一増え、連続七選の宮原岩政氏（６１）が知事選に転出したことなどから激戦に。四町を地盤に各候補が出馬し、宮原氏の転出で唯一の「空 白」となった北茂安町の票を各候補が奪い合う格好となった。



http://www.nishinippon.co.jp/news/senkyo/03/touitu/saga/kiji/kiji_05.html
03 統一地方選　関連記事   
知事・県議選開票　新県議の顔触れが出そろう
（2003/04/14付 朝刊）
　無投票二選挙区を除く十三選挙区の計三十七議席を五十五人で争った県議選。自民は二十六議席を確保。民主は前回と同じ一議席で、推薦した五候補のうち二 候補が当選した。公明は手堅く一議席を維持。共産は唯一の議席を失い、前回議席を減らした社民は現状の一議席にとどまり、復調はならなかった。佐賀市区に は主要各政党が候補を擁立した。城原川ダムを抱える神埼郡では、公共工事のあり方をめぐり、現職二人と新人一人が激突した。二回連続無風だった三養基郡 は、定数三を新人四人を含む五人が争う混戦となった。

　●「ダム反対」届かず新人石井氏が落選　神埼郡区
　「手ごたえはあったが、ダム反対の訴えが及ばず残念です」。神埼郡区に城原川ダム反対を掲げて立候補した無所属新人、石井久起氏（５１）の神埼町の選挙 事務所に落選の報が伝わると、支持者らは一様に肩を落とした。
　前回の無投票から一転、自民党員の石井氏が同ダム反対を掲げ立候補。同党公認の二現職との間でし烈な「保守分裂選」を展開した。神埼町からは五選を目指 す水田唯市氏（６９）も出馬し、激しい票の争奪戦となった。
　水田氏と富崎三郎氏（５３）の現職二人は同ダムへの賛否を示さずダム問題の選挙への影響が焦点の一つとなったが、当選に至るまでの支持は得られなかっ た。両氏は郡内で幅広く得票、当選した。

　●新人太田氏トップ当選　佐賀市区
　佐賀市区の無所属新人太田記代子氏（６７）の当選がテレビで伝えられると、同市川原町の選挙事務所に集まった支持者から一斉に万歳が起こった。太田氏は 「（トップ当選は）皆さんのおかげ。佐賀から日本を変える心意気で頑張る」と決意を語った。太田氏当選のあおりを受ける形で共産現職武藤明美氏（５５）が 落選、県議会唯一の同党の議席はゼロに。前回失った同区の社民の議席奪還を目指した社民新人の徳光清孝氏（４５）も涙をのんだ。
　太田氏は医師として保健所に長年務める傍ら、吉野ケ里保存活動など市民活動に幅広く携わり、豊富な人脈を生かし優位に選挙戦を進めた。

　●「行動力」訴え土井氏初当選　鹿島市区
　現職と新人の一騎打ちとなった鹿島市区では、無所属新人で地域活性化グループ・フォーラム鹿島前代表世話人の土井敏行氏（４９）が、初当選を果たした。 同市高津原の選挙事務所には大勢の支援者たちが詰めかけ、土井氏を中心に歓喜の輪ができた。
　土井氏は、フォーラム鹿島が同市七浦の有明海干潟で毎年開くイベント「鹿島ガタリンピック」の企画・運営に携わり、鹿島ＪＣ理事長なども歴任。新人とは いえ知名度は高く、選挙戦を通じて行動力をアピールするとともに、「県民の目線に立った県政を」などと訴え、支持を得た。
　土井氏は「古里を誇りに思う子どもたちを育てたい。有明海の再生、地元産業の活性化にも取り組む」と、決意を新たにしていた。

　●自民の２氏当選　保守王国の面目　三養基郡区
　過去、二回連続無投票の無風区が一転、五人で三議席を争う激戦となった三養基郡区は堀田一治（６６）、石丸元章（３８）の自民二氏が当選。「保守王国」 の面目を保った。
　県議会副議長を務める現職の堀田氏は、実績をアピールし手堅く支持を集め、四選を果たした。新人の石丸氏は、地元・中原町から出馬した他候補と競合した が、若さを強調、無党派層にも食い込んだ。一方、同郡区初の女性県議を目指した無所属新人の西村淳子氏（６６）は、涙をのんだ。
　同区は今回、定数が一増え、連続七選の宮原岩政氏（６１）が知事選に転出したことなどから激戦に。四町を地盤に各候補が出馬し、宮原氏の転出で唯一の 「空白」となった北茂安町の票を各候補が奪い合う格好となった。


＝参考文献＝
県議選立候補者紹介
http://www3.saga-s.co.jp/pub/hodo/election/governor2003/gi_list_index.html
佐賀県議会議員選挙(2003年4月13日)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/5755/c2003-saga.htm
[とは掲示板]統一地方選・地方議員関連統一スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/?KEYWORD=%BA%B4%B2%EC
など