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福井県議会議員選挙(2003年4月13日)と県議会会派

全体の投票率は72.86%(前回の投票率は76.89%)。定数は40。

党派別当選者数は以下の通り:
自民党=16、公明党=1、共産党=1、無所属=22。

会派別構成は以下の通り:
自民党新政会(26名)http://www.vhuman.co.jp/sinseikai/
県民連合(8→7名)http://www15.ocn.ne.jp/~kengikai/
県会自由民主党(3名)
公明党(1名)           
日本共産党福井県議会議員団(1名)

衆院選で党本部が元新進党の山本氏を自民現職に差し替えて公認。それの対応などを巡って自民党県議会会派が分裂中。
割と定数に余裕があるのか田舎の選挙区でも定数1は少ないようなイメージ。。
また市町村合併が一定進んだのは良いがネーミングセンスに疑問続 出。。
民主党の公認候補は0。民主・社民・連合系は会派県民連合を形成。

=地区別目次=
福井市周辺 越前地区 奥越地区 県北地区 嶺南地区



◆福井市  
福井市, 足羽郡 美山町,丹生郡 越廼村,清水町で福井市。鯖江は離脱。春江も一時福井との合併を模索したが断念。

◇福井市・足羽郡(定数12)

得票
氏名

党派
現新
経歴など
所属会派
18,014 鈴木 宏治 29 無=民 新@ 元議員秘書=岡保,円山地区 県民連合
17,348 坂川 優 50 現E 党県副会長 県会自由民主党
11,399 石橋 壮一郎 49 現B 党県代表=豊地区 公明党
10,657 屋敷 勇 69 現B 党県役員=中藤地区,市北部 自民党新政会
10,271 山本 芳男 63 現D 党県幹事長=市南部 自民党新政会
10,022 松田 泰典 48 無=自 新@ 建設会社長=川西地区,世襲 自民党新政会
9,141 前田 康博 62 現B 県副議長=森田,河合,西藤島地区 自民党新政会→議長
8,981 野田 富久 55 無=民社 現B 労組役員=社南地区,消費者団体 県民連合
8,358 今村 重治 75 現G 党県副会長=美山町 自民党新政会
8,287 山本 正雄 61 無=民社 現B 元中学校長=県教組・情報労連,明新(新田塚)地区 県民連合
7,181 谷口 忠応 57 無=自 新@ 党支部役員,元市議=東安居,社北,足羽,湊地区 自民党新政会
6,645 佐藤 正雄 44 現A 党県役員 日本共産党福井県議会議員団

5,355 畑 孝幸 54 無=自 製紙会社長=大安寺,湊地区

せめて県都で自民を過半数割れに追い込まねば。笹木直系の候補(秘書)を一人送り込むとか?鈴木氏とキャラ被るかも知れぬが2で割っても当選ラインであ る。


◇鯖江市(定数3)

得票
氏名


現新
経歴・合併への態度
所属会派
13,649 牧野 百男 61 新@ 元県部長「合併問題は中立で、住民投票の結果を尊重する」立待地区 →鯖江市長選(当選)
9,067 田村 康夫 42 新@ 市P連役員「福井市と合併して中核市に」=辻嘉右エ門市長,鯖江地区 ●自民党新政会
8,201 田中 敏幸 50 現A 漆器販売業「武生市との合併」河和田地区 自民党新政会

6,388 佐々木 治 59 農業,武生市との合併を強く目指す」

◇吉田郡(定数1)








6,364 加藤 正熙 60 新@ 元県参与=永平寺町,県農政連 ●自民党新政会

6,339 和田 高枝 61


元公社理事 →一時出馬断念で出遅れ


越前地区  

◆越前市今立郡
武生市, 今立郡 今立町で越前市。名前凡庸で気持ち悪い。武生 市にしる!今立郡は池田町1町となる。合区定数4か?








◇武生市(定数3)




12444 奈良 俊幸 40 無=民 現C 党県役員 県民連合→武生市長選出馬(当選)
10077 小泉 剛康 64 新@ 元市長 ●自民党新政会
8901 美濃 美雄 76 現D 団体役員県会 自由民主党

5694 中井 石男 80 農業

3027 大久保 恵子 51 NPO役員

958 伊藤 護 58
薬局経営
◇今立郡(定数1) 無投票


[当] 関 孝治 62 現D 県議長 県会自由民主党

◇南条郡(定数1)
南条郡 南条町, 今庄町, 河野村で南越前町名前凡庸でみっともない。南条町にしる!

得票
氏名

党派
現新
経歴・支援体制など
所属会派
6037  仲倉 典克 35 無=自 新@ 元議員秘書=南条町 自民党新政会

2667 小角 烈 62 会社会長=河野村,前職西村系(今庄町)勢力の支援

舞台裏(中) 無風 地元二分避ける土壌 南条郡
http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/fukui/news/030403001.html

 南条郡選挙区(南条・今庄・河野)は、元国会議員秘書仲倉典克(35)=南条町=と会社会長小角烈(62)=河野村=の新顔二人が出馬を予定。前回まで 続いた三回連続無投票から一変、十六年ぶりの選挙戦に突入する見通しだ。

 近年、有権者がほぼ同数の南条町と今庄町から交互に県議を輩出する状況が続いていた。今回は、その均衡が崩れた格好だ。仲倉が名乗りを上げ、当初は四期 目の現職西村由夫(現今庄町長)との対決が予想されたが、前今庄町長赤星亮一の逮捕で、西村が一月の出直し町長選にくら替え。西村の支持勢力などの後押し も受けた小角が出馬を決めた。

 河野村からの立候補は三十年以上見当たらない。有権者も最も少ないが、小角が語る。「今庄町内の西村さんの後援者から支援が得られたこともあるが、南条 郡内の合併を控え、役場庁舎も、県議も南条町が独占するのでは地域間のバランスが取れないと思った」。そこには、合併後を見据えた地域間の綱引きも垣間見 える。 (文中敬称略)



◇丹生郡(定数2)

当 9160 渡辺 政士(70)自新@ 農協理事=清水町、越廼村(福井へ合併)自民党新政会 自or無=自
当 7771 高島 寛正(63)無=自現A 旅館業=越前町自民党新政会  無=自or自
  6450 田中 行介(62)無新 建設会社長=宮崎村,朝日町

 越廼村,清水町は福井市へ。朝日町, 宮崎村, 越前町, 織田町は越前町へ。名前凡庸でみっともない。丹生町にしる!定数1減?


◆奥越地方  

得票
氏名

党派
現新
経歴など
所属会派
◇大野市・大野郡(定数2) 無投票
[当] 山岸 猛夫 55 無or自 現A 農業 ●自民党新政会→副議長
[当] 山田 庄司 66 現A 農林業 ●自民党新政会
◇勝山市(定数2)



6,272 松井 拓夫 59 新@ 元市副議長 ●自民党新政会
6,136 四谷 昌則 54 新@ 北電社員=連合,まちづくり団体 県民連合

5,363 別田 重雄80
現(10) 漁協組合長
和泉村の大野市と合併で大野郡消滅。勝山は大野との合併せずを決定。

◆坂井市,あわら市  
定数それぞれ4と1か?
◇坂井郡(定数5)








15,890 山本 文雄 68 現D 会社社長=春江、坂井町 自民党新政会
14,986 笹岡 一彦 47 新@ 会社社長=三国町・中島弥昌後継 ●自民党新政会
13,965 斉藤 新緑 46 現A 団体役員 自民党新政会→あわら市選挙区へ
12,536 東角 操 45 無=自 新@ 建設会社長=丸岡町 自民党新政会
6,535 水口 保 55 新@ 書籍販売業=丸岡町・連合福井 県民連合

4,055 野波 栄一郎 62 党県委員
佐孝幸一郎=芦原町・連合福井が引退した選挙区

◆嶺南地方  
将来的には大同合併なんて話しもあるようである。期待。定数配分は現状で8。自6県2

得票数
氏名

党派
現新
経歴など
所属会派
◇敦賀市(定数3)



10,255 石川 与三吉 72 現B 団体顧問=建設業者 自民党新政会
10,211 安居 喜義 58 無=民 新@ 労組役員,市議,山根後継 県民連合
7,231 谷出 晴彦 46 無=自 新@ 飲食業=商工業 自民党新政会

6,058 奥山 裕二 55
党地区役員

3,906 林 正男 56
元市議

1,093 堀井 智胤
46 測量士=まちづくりグループ
◇小浜市・遠敷郡(定数3) 無投票


[無投票当選] 堂前 広 66 無=民社 現A 元高校長 県民連合
[無投票当選] 松崎 晃治 45 現B 党県役員 自民党新政会
[無投票当選] 中川 平一 54 現A 会社役員 自民党新政会
◇三方郡(定数1)




8,579 吉田 伊三郎 60 新@ 農業,元町議=三方町 ●自民党新政会

5,745 窪 清行 58 元県職員=美浜町
◇大飯郡(定数1) 無投票



[無投票当選] 一瀬 明宏 45 現A 会社役員 自民党新政会
三方郡 三方町, 遠敷郡 上中町で三方上中郡若狭町。 三方郡は美浜町。三方上中郡と三方郡の並立みっともない。若狭郡 三方上中町にしる!
遠敷郡名田庄村は大飯郡大飯町と合併,大飯郡おおい町へ。名前平 仮名気持ち悪い。大飯町にしる!
遠敷郡消滅。大飯町に事実上吸収される名田庄村が名田庄の名に配慮した新郡設置を求めるも高浜町が拒否。
次回は小浜市・三方郡・三方上中郡定数4? 小浜市定数2,三方上中郡,三方郡定数2?

舞台裏(上) 支持層入り乱れる 三方郡選挙区
http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/fukui/news/030402001.html
「美浜と三方は多くの事業で手を携えてきた。しかし、県議選は別です」。二月の美浜町長選。現職山口治太郎の出陣式で応援演説に立った三方町長千田千代和 が突然、こう語った。ざわめく会場。
 県議選三方郡選挙区(美浜・三方)は、いずれも新人で元三方町議の吉田伊三郎(60)と、美浜町から名乗り出た元県職員の窪清行(58)の一騎打ちが必 至だ。両町長がたもとを分かち、それぞれを支援。さらに県議を勇退する美浜町出身の現職池田俊男(78)が隣町の吉田を推すなど“ねじれ”を起こし、その 波紋は美浜町長選にも広がった。
 選挙戦への動きが表面化したのは昨年四月。窪が退職を決め、出馬準備に着手。三方町では、すぐさま町議会を中心に民間出身で当時町議長だった吉田を推 し、吉田も決意した。全町議と主要各団体の長らが集まって後援会を立ち上げ、町長千田が会長に就いた。
 池田の県議生活は五期に及び、三方町内では、数年前から「次は三方から」との声が強かった。池田も「初当選のときから、自分の次は三方から出るのが筋と 思ってきた」と、吉田支持に回った理由を説明する。
 美浜町では、町長山口が窪後援会の名誉顧問になり、町議会の半数以上が支持。八年前の県議選に三方町から出馬し、池田と戦って敗れた相手も窪を支援し “ねじれ”に輪を掛けた。
 「池田さん一人の思惑で町が混乱した。せめて中立でいてくれたら」。美浜町を二分する事態に陥り、町内からは池田を批判する声も。これに対し池田は「地 元の非難は覚悟の上。苦渋の決断だった」と胸の内を語る。
 「窪さんさえ引いてくれれば、両町を分ける状況にならなかったのに」。逆に三方町内ではこんな嘆きが漏れる。
 美浜町長選を経て対立はさらに激化。美浜町は有権者数が約九千五百人と三方町より約二千人多いが、窪陣営は「二十年県議を務めた影響力は強い。池田さん への迎合を阻止しないと」と警戒する。吉田陣営は池田という強力な後ろ盾を得て「美浜でも五分の戦いを」と息巻き、美浜町は決戦場の様相を見せている。
 両町に支持層が入り乱れ、一年にわたる“前哨戦”を繰り広げてきた三方郡。「ねじれを解決するには勝つしかない」。両陣営は口をそろえるが、選挙後を危 ぶむ声も少なくない。
 郡内のある町議が、しこりが残ることを心配しながら言った。「合併問題を控え、両町はこれからどうなるのか」。 (文中敬称略)

舞台裏(中) 無風 地元二分避ける土壌 大飯郡
http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/fukui/news/030403001.html
 四年前の県議選。一瀬明宏(45)=高浜町=は町議から転身を決意した。元県議長で五選を目指す見城一宣(61)=大飯町=との選挙戦が避けられない情 勢だったが、見城は出馬を辞退。無投票で一瀬の初当選が決まった。
 大飯郡選挙区(高浜・大飯)は、今回も名乗り出ているのは一瀬だけ。無投票になれば、見城が無投票再選を果たした一九八七(昭和六十二)年から連続五 回、戦後の県内で最長となる。八七年以前は戦後十一回のうち七回が選挙戦に。両町を分ける戦いもあった。
 初当選した際も事実上信任投票の形だった見城が語る。「選挙戦[は]望むものではない。地元を二分する」。一瀬も同様の考えを示す。「一人区ではしこり が残る。無投票で三、四期務めた方が地域のためになる」というのだ。
 前回、出馬を辞退した理由について、見城は「体も悪くしたし。それまで高浜町は静かに無投票で出してくれたから」と説明する。当時は、十六年間大飯町出 身者が務めたことで「そろそろ」という空気も強かった。が、無風が続く別の背景の存在も見え隠れする。
 一部の人の間で決められる−。郡内ではこんな話が聞かれ、前回も両町長らを交えた話し合いの場が持たれたという。「確かに民主主義やない。でも、どこか で誰かが調整せなあかんのや」。そうした土壌について見城が本音をのぞかせた。
 有権者の間にも無風が当たり前のような雰囲気が漂う。

舞台裏(下) 連合、後継擁立に遅れ 敦賀市選挙区
http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/fukui/news/030404002.html

 敦賀市選挙区は定数三に対し、倍の六人が立候補を準備。有力候補を失った連合が後継者擁立に手間取ったことが、最近にはない乱立の状況を生む結果となっ た。
 当初は自民の石川与三吉(72)、共産の奥山裕二(55)、民主の山根徳男(60)の現職組と、前回の雪辱を期す新人谷出晴彦(46)の四人による戦い が予想された。
 ところが、昨夏体調を崩した三期目の山根が、二月になって病気再発を理由に出馬を断念。少数激戦が一転、無風状態となった。
 山根の基礎票は連合票。前回、前々回は一万一千票余りを獲得してトップ当選を果たした。不出馬となれば、票田は草刈り場になるのは必至。情勢の変化後、 まず市議から県議への転身を狙っていた林正男(56)が名乗りを上げた。三月には測量会社社員の堀井智胤(46)も立候補を表明。一気に選挙戦の様相を呈 した。
 林は「無投票で共産党候補や新人候補が当選するのはいかがなものか。市民の選択肢を確保したかった」と出馬の理由を語る。堀井は「組織やしがらみにとら われない選挙を実現するため、以前から温めていた計画を行動に移した」と話す。
 二人とも大きな支援組織を持たない。一票ずつ掘り起こす戦術を取るだけに、労組を後ろ盾とする山根の出馬断念が立候補へと駆り立てたことは否めない。
 山根は県議会第二会派、県民連合の代表を務める。不出馬表明以降、市内では後継者の擁立を模索するが、予想しなかった事態に人選は難航。数人の名前は上 がったものの、二月末には白紙の状態になってしまった。
 長引く景気の低迷で企業はリストラが進み、労組は賃金アップよりも雇用確保を目標にした運動へと切り替えを迫られている。若年労働者の組合離れも深刻。 こんな中で、新たな候補を擁立して選挙に臨もうとする執行部に「資金カンパを募れるのか」と組合員から不満の声が漏れた。
 後継については結局、山根本人が市議の安居喜義(58)を指名したことで一件落着した。不出馬表明から一カ月後の三月中旬のこと。こうして六人目が決 まった。
 「ずっと前から準備を進めるのならいざ知らず、一カ月やそこらで候補を決められなかった」。ある連合関係者は振り返る。労組役員の一人も「われわれはサ ラリーマン。会社や組織を引きずっている。負けたらどうするんや、という危機感があった」と打ち明ける。
 安居指名について山根は「私のわがまま」とするだけで、多くを語ろうとはしない。ただ、旧民社党時代を含め一九七五(昭和五十)年から守り続けている労 組の議席を「不戦敗」で明け渡すことはできなかった。そんな思いを強くにじませた。(文中敬称略)



=参考文献=
中日新聞統一地方選特集http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/fukui/news/fukui-news.htmlな ど